小春日和のうららかな陽射しのなかで、 確かに育つつぼみ。
春はまだまだ先だけど、 兆しが芽吹きに変わっていくまでの、 長いプロセスを楽しむのも、 味わい深いものです。
単に見上げるだけでは、このつぼみには気がつきませんが、 感じ取ろうとして見ると、気がつくものなのです。
そして、 この日常を味わう感覚は、 元気になるパワーも与えてくれます。
それを、15年以上前、知人から教えられました。 第二次世界大戦を体験した高齢の画家。 大戦終了後、捕虜になり、数年を過ごしたそうです。
過酷で死と隣り合わせの捕虜生活と語ってくれました。 その中で、 日常の自然の移り変わりを味わうことは、 捕虜体験の中で、非常に大切なことだったと・・・。
「凍てつく寒さの中でも、つぼみがついている。 足元の緑が微かに変化している。 陽射しの僅かな変化。
生きるエネルギー、パワー。 それを、春を待たずとも、兆しから感じ取ることができる。
先取りして得ることで、勇気を得られた。」
その体験は、その後の人生に大きな影響を与えてくれたと教えてくれました。
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