仲間と共に業績をあげるイメージの絵を:荻原潮絵さまインタビュー

共に素晴らしい世界へm

mべ集合2018-09-22 13.15.42

【対話できる絵画 ヴェッキオ】インタビュー時展示風景(2018年9月22日)
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◆◆◆勉強会での出会い◆◆◆
荻原:門間さんとの出会いは経営の勉強会です。

私が主宰する勉強会に紹介されていらしたのがご縁でした。
今の事業を始めて3年目に有名な経営の先生に出会い
大手の経営のあり方に目からウロコの発見をし、分かち合いたいと始めました。

門間:社長などエグゼクティブのお客様に出会い始めた頃でした。
お打ち合わせに出る経営のお話を理解するために、
勉強会をご紹介いただいたのがご縁になりました。

荻原:熱心に毎週都内での勉強会に来ていました。
その後、移民が毎年5万人くるためビジネスの実験場といわれる
ラスベガスへの視察勉強会にも参加してくれました。

門間さんと出会った頃は事業をやるからには軌道にのせて
沢山の人にお伝えできる会社にしたいと真剣でした。

いつも高いモチベーションを持って どんどん業績をあげたいと思っていました。

だから門間さんと話してすぐにイメージが浮かんで依頼しました。
画面にあふれる小さな花々が右肩上がりに弧を描いているイメージです。
花々は仲間たちを表し、右肩上がりの弧は経営で業績が上がっていく経過です。

絵の左から右上に向かって仲間たちと成長する時間軸を作品にしていただきました。

◆◆◆あいまいなイメージが絵になっていく感動と自分を理解される嬉しさ◆◆◆

<完成図:共に素晴らしい世界へ>共に素晴らしい世界へm

若い頃は個人事業主で個人プレーだったため、
人の上に立ちまとめていく大変さに今の事業で初めてぶつかりましたが、
一緒に仕事をしてより高い次元に向かえたらと強く思っていたからです。

色も形も「こんな感じ」とあいまいなのを
門間さんが直観的にキャッチして作品にしてくれました。

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門間:キャッチの経過を解説させていただきますね。
最初のご依頼で、薄いピンクと青の花で、
周りにゴールド、シルバー、白が必要なのが伝わりました。
 
だから、4通りの構想スケッチを描きました。
 
小さな違いが大事だとわかったので、
構想の絵を見ることで荻原さんが「欲しい色味はこれ」と
言えるように描き分けました。
2019潮絵さんHP構想下絵
すると、バイオレットピンクも必要なのがわかりました。
バイオレットは、色彩心理で高貴なイメージを持ちます。
華やかな大人の女性の荻原さんにぴったりなのがすぐわかりました。
ゴールドからシルバー、白への移り変わりもはっきりしました。
打ち合わせる中で、荻原さんのイメージがより明確になりました。
 

2013_ 4_23_ 7_41m
KS-5

明確になった構想(KS-5)で打ち合わせると、
「ふわっと散っていく花は、無数の小さな花々でできている」
と、荻原さんのイメージがさらに引き出されました。
引き出されたイメージには、その人だけの意味があります。
「なぜ小さな花々なのですか?」と理由を聞くと、
荻原さんや仲間たちの象徴だと答えが返ってきました。
 ご自分と仲間が未来へ向かって成長していく姿が、
絵に映しだされる意味も加わりました。
荻原さんのモチベーションを高めるのは、
ご自分と仲間の成長を思い描けるイメージと感じながら、
大きな下絵を描きました。

201307潮絵さん下絵m
SE(下絵)-1

そして、打ち合わせでこの絵を見たとき、
 
「こうじゃない、ふわ〜としたのは、波紋のような流れ」と
 
荻原さんが気がつきました。
かたちになると、人はあいまいさを言葉にすることができます。
最初のお打ち合わせにないイメージと言葉でした。
 
 下絵(SE-1)ができて初めて荻原さんが発見しました。
<流れ>が、小さな花々に模した荻原さんや仲間が進むのを助けてくれる。
絵と言葉でイメージを引き出して見つかった世界でした。
2013-07潮絵さん下絵本画のため完成m

SE-2
そして、本画の制作に入りました。
本画は膠(日本画の画材)を使って描きます。
表現の必要性に合わせて、洋画の画材なども組み合わせて
描いていきました。

2019潮絵さん本画過程HP-1
HG(本画)-1

2019潮絵さん本画過程HP-2
HG-2

2019潮絵さん本画過程HP3
HG-3

2019潮絵さん本画過程HP4
HG-4

潮絵さん本画過程HP5
HG-5

潮絵さん本画過程HP6
HG-6

潮絵さん本画過程HP7
HG-7

2019潮絵さん本画過程HP8
HG-8

共に素晴らしい世界へm
完成図:共に素晴らしい世界へ

荻原:構想イメージ、下絵、本画と絵が発展する楽しさ、
自分を理解してもらう嬉しさがあり、完成する過程に感動しました。

絵が好きだし、描くのも好きなんだけれども
描いてもらうことは本当に楽しかったです。

◆◆◆オーダーの完成、そして、さらなる成長へ◆◆◆

2人と絵

荻原:その後、完成して門間さんがつけてくれた題名が、
いつも思ってきたことをぴったり表していて驚きました。

『共に素晴らしい世界へ』という題名です。

今の事業とともに、新規事業も模索している頃で、 皆で一緒になって新しい良いものを広げていきたい、 素晴らしい世界を目指したいと行動していたので、 題名を聞いて「門間さんすごい」と思いました。

実は、このオーダーが完成した時から、 この弧を一部として曼荼羅のような花の絵を、 玄関の入り口の正面の壁に描くオーダーを依頼すると決めています。 将来、海辺のそばに家を一個持とうと思っています。

そこに門間さんに滞在いただいて壁に直接描いてほしいのです。

今、共に素晴らしい世界へと歩んでいる仲間たちが泊まりにこれる家、 みんなで過ごしたり暮らせる家が理想です。

一人でできる楽しさもあるけど、限界もあるのを若い時に知りました。
その後事業をはじめ、仲間と歩む大変さと、仲間に助けられるありがたさを知りました。

皆さまのお陰で今の自分があります。
これからも皆と素晴らしさを共有しながら成長していきたいと思います。

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荻原潮絵さんご自身についてはこちら

感受性、直感力を生かして:株式会社シオエワ代表取締役 荻原潮絵さまインタビュー

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