題名【七夕龍】
夏は、天の川がとても美しく見ることができる季節です。
梅雨もすっかり明けて、晴れやかな夜空を見る機会が増えてきました。
七夕伝説で有名な織姫星(ベガ)、彦星(アルタイル)
をテーマに描きました。
天の川の上にまるで魔法をかけて織姫と彦星が7月7日に
会えるように、大きな龍が包み込んでいる‥‥、
天の川を思い浮かべている間に、
ふとイメージが浮かんで作品に描きました。
猛暑の中の一息として、楽しんでいただけると幸いです。
流水文様で表現したのは天の川。
流水模様は、文様の中でも少し特殊。 絶えず留まることなく一瞬で消えてしまう水の流れる様子を形にした、数少ない文様の一つです。
他の模様と組み合わせて使う装飾として使われることも多いですが、流水文様そのものに「厄を流す=魔除け」「流れる水は腐らない=清らかさ」「火難除け」などの意味があります。
さて、織姫と彦星のストーリーをご存知でしょうか。
「天の川の岸に、織姫という織物が上手な娘がすんでいました。
織姫は、はたらきものの牛飼い・彦星と結婚したのですが、
仲が良すぎて、二人とも働かなくなってしまいました。
それを見た天の神さまは、
ふたりを天の川の両岸へ
離れ離れにしてしまいました。
しかし、織姫と彦星はあまりにも悲しんだので、
7月7日の夜だけカササギがつくる橋をわたって
会うことをゆるしました。」
今年は、7月7日が晴れて、龍の魔法も効いたようです。
監修をデザイナーの木村徹、
原案制作を画家門間にて、
【七夕龍】が生まれました。
原画は、パステルで描いたアナログ絵画、
happy Dragon MK シリーズです。
題名【七夕龍】