こころの窓として リビングに飾る絵

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リビングに飾る絵画 癒し 初めての絵

「この絵(空中散歩シリーズ)と出会ったのは、 もっと強くなりたいと思っていた頃でした」


リビングに飾られた【空中散歩】、心の窓。

塾経営とカウンセラーのお仕事で活躍中のこごえさんを毎日癒しています。

絵のことを、【心の窓】と呼んだこごえさん。

「この絵は、私の、心の窓。
毎日まいにち、ごはんを作って片づけながら、お箸や茶碗を、食卓→シンク→食洗機→食器棚→食卓→・・・と、延々と移動させ続けるためだけに私は生きているわけではないのだと。。。その気になれば、外の世界へぽんっと飛び出していけるのだ、と思いながら皿を洗い、鍋を洗う。」

絵をいつか、壁には絵を飾りたい。その絵が映えるように、壁も、カーテンも、リビングのソファも白で統一しよう‥‥と思ってから6年。「やっと飾りたい絵に出会えた」ということを、後で教えていただきました。

こごえさんとの出会いから、もう12年ほど立ちます。それは、相模原での画廊個展の時でした。この画廊は、まるで隠れ家のような場所にあるので、案内を手にした人しか訪れません。また、ほとんどが近所からくるので、普段着のお客様ばかりです。しかし、こごえさんは違っていました。洗練された服装。知的で、優しさが漂う雰囲気。「きっと東京からわざわざ相模原まで1時間以上かけて足を運んでくれたに違いない。誰の紹介だろう?」と思いました。じっくり見ていただいていたので、落ち着かれたらファイルなどご案内しようとしていた折、折悪く他のお客さまが人の紹介のため訪ねてくださったことも重なり、きちんとご挨拶できないままに、お帰りになっていました。

お話はできませんでしたが、個展会場で、じっと絵に見入っていた凛とした後ろ姿がとても印象的でした。案内を頼りに、初めて訪れる場所と人に想いを割く。おそらく遠いところからきたであろう時間、画廊での時間、おかえりになる時間‥‥大切な時間をいただき、感謝の言葉をお伝えしたかったけれども、叶わなかった。さて、どうしたらいいんだろう、とあらためて画廊で絵を観ていた姿を思い起こしました。

すると、友人の小川さんが浮かんできました。雰囲気が似ている。小川さんは、「門間さんの個展をブログで紹介したよ」といっていたので、ブログをみてきたのかもしれない。もしもそうならば、小川さんにもお礼を伝えたい。さらに考えを巡らせて、想いを絵に託すことにしました。「人生の中の大切な時間をいただいたお礼の想いをのせて、スケッチした一輪のバラを添付で送ります。もし、「門間さんの絵をみにいったよ」という話がでましたら、くれぐれもよろしくお伝えください」と、メールにて書き送りました。

それを読んだ小川さんが、ブログ記事に取り上げてくれました。そして‥‥、画廊から、知らせが届いたのです。「10月29日に個展にお邪魔させていただいたものです、と、封書が門間さん宛に届いています」と。こごえさんからの手紙で、絵を購入したいと書かれていました。

そして、絵をご購入いただいたあとに、初めて画廊に入ったこと、絵の購入も初めてだったこと、絵を飾りたい、とは思っていても飾りたいと思う絵に出会えずにいたことを知りました。そして、「この絵と出会ったのは、もっと強くなりたいと思っていた頃でした。そして、絵を飾ることで、」と、教えてくれました。

心の窓としての絵。もっと強くなりたい、という想いを後押しする、明るく元気になれる絵。

ああ、そうだ、私は、こごえさんのように、自分の成長のために絵を飾りたい人に届けたいのだ。
この言葉を聞いて、胸が震えました。
そして、「ひょっとしたら、私の絵を必要とする人は、画廊のそとにいるかもしれない。」と、
画廊から飛び出して、知人のバーやお客様の応接間で主宰イベントをはじめるきっかけにもなりました。

その後、こごえさんは、「飾るなら、ストーリーのあるものがいい、とずっと思っていました。理屈抜きで、「んーーーーー、いいなぁ」と惚れこめるものであるのはもちろんのこと。それを見ると、その絵との出会いやその絵を飾るまでのいきさつなど、見るたびに思い出し、思い出すたびに清々しい気持ちになるような。そういうストーリーのあるものがいい、と。私にとって、門間さんの絵はまさにそういう絵です」と伝えてくれました。

そして、お仕事のかたわらコツコツと行動を起こし続け、大学で人間科学を学んだ後、N L Pを取得、発達支援コーチや英語指導など研鑽を積み続けています。今は、塾経営のかたわら、カウンセラーのお仕事でも、活躍されています。

頭に思い浮かべるイメージが絵になり、言葉にまだできないことを伝えてくれる。そして、言葉に表現できない気持ちも伝えてくれる。そして、行動を導いて、未来をカタチ作ってくれる。

こごえさんとのエピソード以外にも、数え切れないほど何度も体験してきました。本当に欲しいものは、何年でもずっと、想い続ければいい。その想いは、育てる価値があるのです。子供も、大人も。いつでも、どこからでも。

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