自分だけの癒し絵と額装コーディネートで玄関を彩る 

/ カテゴリー: 癒しの絵, 花の絵, サロンに飾る絵, 玄関に飾る絵

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サロンの扉をあけると、
深く落ち着く青い色合いの絵が出向かえます。

おかえりなさいm
「風水の観点から青い絵。
重くなりすぎず、かつ、深みのあるもの。
イメージは花で、出迎える人たちを癒したい」
という仲村香織さんの想いを描きました。

 

吉野さんお帰りなさい-2m


題名【おかえりなさい】玄関のモダンな雰囲気にあわせたうっすらと黒のラインがはいり、シャープで美しい銀の額。
玄関がモダンなので、
サロンでの癒しを暗示させるよう穏やかなベージュ色のマット
(額と絵と間の紙)を選びました。

 


「玄関に絵が欲しいのです。風水の観点から、青い絵。深い青色がほしいのですが、重い印象にならないもの。イメージは花。花を具体的に描くというより、なんとなく、花だなと伝わる感じ。サロンに訪れる人を癒しで出迎えたい」と、穏やかな口調で香織さんが依頼しました。

青は日本人の人気ナンバーワンの色です。また、空や海などの色なので、雄大さや落ち着きを感じます。まさに、癒しにぴったりです。

「子供の頃からのアトピーを克服するために様々な心理ワーク、ボディワークを受けてきました。そして、たくさんの人に助けてもらって克服してきました。今度は『自分が人の役に立ちたい!』 とサロンを立ち上げました」穏やかな中のキッパリとした調子に、志が表れています。青色は、冷静さや誠実さの象徴でもあるので、起業する香織さん自身も表れているようでした。

話を聞くうちに、癒しだけではなく、克服できる未来も暗示できたらいいのではないか、と浮かんできました。依頼されたことだけでなく、その背後の気持ちも汲み取ってイメージするのが、ビジョンクリエイターの役割です。「青色の中に柔らかな黄色を入れたら、より想いが伝わると思います。光を感じるようなやさしい黄色です。光は、希望を感じさせます。『あなたもアトピーを克服できるよ』という明るさを黄色に込めたらいかがですか」というと、「それはいいですね!ぜひ、それでお願いします」と、微笑みました。

その後、アトリエに戻り、画家として思索。ふわりとした青いタッチで、Kさんの優しさや癒したい気持ちを表現しました。そして、花を表す青に、柔らかな光が差し込むように描きました。

「良いですね!これからは、私自身も絵に優しく出迎えてもらいます」完成した絵を見て、Kさんは笑顔になりました。そして、「門間さんに額装をお願いできますか?知人から、門間さんは画家だから、綺麗に見せるだけでなく、絵の世界観と飾る場所を橋渡しする額装をコーディネートしてくれると聞きました。ぜひお願いします」と依頼しました。確かに、私は絵の世界観から額装を考えます。額装の色や形にある意味を大切にします。

そのため、既存の額では合うものがないことが多いので、オーダー額装でのコーディネートをしています。

Kさんの作品には、シャープで美しいシルバーの額を選びました。モダンな玄関に合うような、うっすらとした黒のラインが入っています。それは、起業家としての凛とした佇まいも表現しています。また、玄関を通った先にある、サロンでの癒しをマット(額と絵と間の紙)で暗示させました。透明感のある青と響きあう優しいベージュ色を選びました。

癒しと優しさ、そして秘められた強さや行動力を、絵と額の両方で表現すると、世界観がより深くなります。絵から受け取るメッセージが豊かになります。自分の志を、自然な形で眺めることで、日々の行動の活力になります。

そうしてコーディネートされた絵は、ドアを開けると正面に見えるように飾られました。Kさんや家族、サロンに通うお客様たちを、「お帰りなさい」と優しく出迎えます。
絵を描いたのは8年前。その後、香織さんは、体と心を癒す技とさらに磨きながら、さまざまな人の役に立っています。生き生きとしたその姿にたくさんのファンが訪れます。最近では、地方への出張、仕事の領域を広げて活躍しています。

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