題名:愛【LOVE】
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最初に2時間打ち合わせ。
門間: 協会をひきいて協会の皆さんを成長させ、自分も成長していく
強さがある絵をほしい。
赤い絵、動きのあるダイナミズム。
平静の知性的な青みもほしい。
サロンに飾るので花の華やかなイメージ。
が基本構想はじまりでしたね。
畑中: 沢山のひとをひきいていくというものを自分でつくったのに、対人関係で傷つきやすい面もあり、心にぶれがくるときがあった。
それがとても邪魔しているな、と思ったので、優しさのなかにも強さがほしい、強さを絵によって補えるようなものが欲しい、と話したと思います。それと、じっくり、しっとり、とか、あんまりもてないくらいせっかちなところもあって、
そのせいでも、もっと大きいゴールを目指そうと思うと、どこかでぶれる自分がいて、
強さがほしかったのかな、と思う。
プロセスを経ていって、そのつよさは自分にあったんだな、と今は思えるかもしれないけど、あのときは、とにかく強さが欲しい、と,思った。
絵を依頼したきっかけはそこだったと思う。
その後に、画像での心のキャッチボールから始まりました。
構想絵(アイデアスケッチのようなもの)を5枚送付しましたね。
はじめに画像が送付されたときは、どうでしたか?
AS(アイデアスケッチ)-01
AS-02
AS-03
AS-04
AS-05
「赤に元気づけられた。赤がとても人を元気にさせるのをとても感じたし、青の知性もとても感じた。3番目の構図が、色的には 2番目が気に入りました」
3番目 ふわりと浮いてくるような感覚。
水平の安定性が背後に効いている構図です。
AS-03
2番目。
ピンクから赤、オレンジと、青と からりとした明るさと元気さがある色。
AS-02
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色の構想2枚。
CS(カラーの構想)-01
CS-02
ご感想反映したA4大の構想途中。
オーダーの大事な要素、強さ、を大切に。
A4-01
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色の構想3枚。
CS-03
CS-04
CS-05
作品の構想2枚。
AS-06
AS-07
以前のA4大の構想途中加筆したもの。 微細に色がくみたて、 おおらかな勢いがでてきている。 本画では、手前の赤系は、大きめのお花たちになる予定。
A4-02
A4-03
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構想絵2枚。空に光が射すパターン。
AS-08
AS-09
色構想。3枚。
CS-06
CS-07
CS-08
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A3(A3サイズ下絵)-01
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こんなふうに、構想の絵達が次々に送られてきたときは、どんな気持ちでしたか?
「こんなに描いていただいてごめんなさい!
こんなに描いてくれるんだ、とあらためて思って(笑)
普通、絵をお願いします、というと、はいできました、と一枚でてくるイメージ。
画廊にいって、コレ欲しいです。というイメージ。
こんなの描いてくるのびっくりだけど、そうやってわたしのためにこの時間を、、、すごい!!みたいな(笑)
いっぱいギフトもらった感覚、すごくあります」
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A4-03
この下絵をもって実際に会って、打ち合わせして、
百合をいれるのが決まったんでしたね。最初は薔薇と小花達、の想定でした。
「そうそう。薔薇がもちろん好きなんだけど。百合は、打ち合わせのなかで、あっ、と思いついた。私の象徴として、薔薇と百合をいれてもらおうと。エドガーケーシーというひとが、自分の魂の刻印といったものを絵であらわしていて、私は牽牛星 名誉と名声、それから軍団をおしすすめていくという星をもっている、その象徴が百合なんです。それを、打合せの少し前に、ケーシー財団代表理事に、魂の輝き、いわゆるミッションをみつけるのに算命学が役にたつ、といわれて、算命学のセミナーでライフシールという絵をワークして百合を知ったところでした。
絵の中におりまぜてほしい、と、その場で思いついたんでしたね。
いい時間でした。いろいろお話ができて嬉しかったです。」
ライフワークの資料を実際にみせていただいたり、個人的なお話から、絵の意味が深まり、 絵を見ることで畑中さんらしくなっていく効果が深まりましたね。
赤はバラのグラデーションに(オレンジ、真紅、ローズなど) 白は白ゆり2〜3本に。 小花とかも一緒にいる、、、。 より自分らしくなっていくための花。
光さす空は、希望、癒しの象徴。
華麗、豪華、ゴージャス。 優しく、柔らか。 サロン壁面に、 大き目の額。
絵の強さが畑中さんをより強くする。 絵の優しさが、畑中さんの繊細さを受け止めて癒す。 強さと優しさの両方を併せ持つバランス【陰陽】を持つ絵。
そういえば、打ち合わせ中にも絵を見て「今、私、癒されてる」 といわれ、嬉しかったです。
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「それからですね、スケッチがどわ~っと(笑)」
そういう由来がある、という百合だと、きいたので、ただ単に、百合をいれれば、ではない、と思うから(笑)。もともと、百合を入れる前に積み重ねてようやく下絵ができてきた中に、百合を入れましょう、入ったから終わりです、ではない。
牽牛星の百合であり、畑中さんだけの百合、という二重構造の百合、そのイメージを思いながら描いていたらいつの間にかいっぱいになっちゃった(笑)いっぱい描こうとするのでなく、どうなんだろう、と思っているうちに、いっぱいになっちゃうだけなんです(笑)
「これが全部ではない、と聞きましたが、送られたのをみて、すごい!すごすぎる!!と思いました(笑)」
YS(百合のスケッチ)-01
YS-02
YS-03
YS-04
YS-05
YS-06
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YS-09
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YS-40
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YS-43
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YS-45
YS-46
YS-47
YS-48
大量の習作から、ゆりを含めた畑中さんの像が、鮮明に。
鮮やかで、優美で、元気で、明るいエネルギーの渦に、 みんなが楽しく巻き込まれて、 一緒により高き次元に歩まれている。
そんな世界観が確立しました。
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この間に、本画も着々と進行。赤のグラデーションを何度も塗込んでスタート。
HG(本画)-01
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その上に、濃い青をたっぷりと。
HG-02
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さらに複雑にのせていきます。
HG-03
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情熱を思い描いた赤。 知性と落ち着きの青。 純粋、清楚の白
HG-04
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花々が生まれてくることをイメージして
HG-05
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おおらかなたっぷりとした赤、オレンジなどで、、、
HG-06
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なんども描いて乾かし、しっかり、安定したおおらかな土台に、 畑中さんのイメージを花で感じています。
描いては消していくことで、 まるで生きている動きが感じられていきます。
の光のイメージも、一緒に進んでいます。
HG-07
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花や空、ひかりなど、、、 おききした話やご自身のイメージと 重なってきます。
色の意味。 場所の意味。 全体の構成。。。
多面的なイメージが世界として、揺れ動いていきます。
HG-08
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空に光。 花の位置が動いて。
HG-09
本画、ワープ中。
HG-10
パワー増してきました。
HG-11
ワープ完了。 いろいろくぐり抜けた輝きです!
「どこにお花が浮き出てくるんだろう、というワクワク感があった。
最初薔薇っていっても、薔薇もそんなに明確でなかったので、実は、ぼやけた感じで終わるのかな、と思っていた。それが、どんどんお花のかたちが明確になっていくのが、すごい楽しかった♪」
HG-12
途中で、
ご感想や近況あるひとは、細部調整で反映させます。
畑中さんは、お任せで、先行きを楽しんでいました♪
強さ,深さが増して。
HG-13
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より、強さと優しさの両面が♪
HG-14
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さらにふわりと浮き上がる流れに。
男性的なつよさと女性的しなやかさ優しさの調和の世界。
HG-15
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もう一次元、ワープ。
手前にダイナミックに明るいバラがきたことで、 百合と薔薇の融合。
描いていて 畑中さんはものすごい幅をもっているからこそ、 前半生でご自分をよりよい形で統合していくのにいろんな試練があったのでは。。。
と感じました。
でも、後半生で、その幅を武器に、羽ばたかれる。
その幅をもっていないひとたちには、できない素晴らしい方法で。
そんな気がします。
HG-16
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あともう一歩,美しくなるイメージをおって。 畑中さんの可能性をより引き出す絵になるよう、想いをのせて。
HG-17
HG-18
HG-19
HG-20
HG-021
他の絵を描いている間、ずっと壁にかけてきました。
何か足りない気がして少し手を入れては眺めてきて、
奥の青と手前の百合のダイナミックなつながりが見えてきました。
大きな絵では無いけれど、私のが描いたなかで一番ダイナミックです。
手前に青が入り、ふんわりだけでない安定へ。
それに伴い、手前に強い赤が.
そして、全体の色のグラデーションがダイナミックに。
HG-22
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HG-23
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HG-24
畑中さんの絵はいろんなものが出てきました。
きっと、これからどんどんどんどん、
可能性が広がっていかれるのでしょうね。
「私の絵を大事にしてもらって本当に嬉しかったです」
どんどん見えたので。 畑中さんが、すごいんだと思います!
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あと、最後、ひかりの位置がここだ、と思って右側から左側にうつって完成しました。このとき、なんの打合せもしてなかったのだけど、畑中さんも「コレだと思った」といってましたね。
「あれは不思議なんだけど、光をいれてください、といったにもかかわらず、なんかこのひかりが♡があんまり喜んでないのがいるんだけど、えごころがあるわけじゃないから、まさか、光の位置が変えられるなんて思ってなかったし(学校で教わった美術では、一回描いたら変えられないというイメージ)だからここなんだな~、と思っていたら、ある日突然、場所が変わった!!」
そう、突然(笑)右側だった光が
HG-24
左へ。
HG-25
「右側にうつったひかりから、すごくチカラもらえる、と思った。そのまえは、ひかりなのに気持ちが沈む感じがしたんです。でも、変わった瞬間に上がる感じがして、すごい元気をもらった感じがしました。」
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完成。
題名は【愛(LOVE)】
HG-25
奥の光を癒しの柔らかさにしました。
不思議なパワーが感じられるように。
位置が左に変わったことで、
手前の百合と合わせて生命のリズムである螺旋の軌跡を描いています。
手前と奥にピンクやバイオレットが入ったことで、
畑中さんの深い精神性がより反映されました。
海のように見える部分に赤やバイオレットが溶け込んだことで、
花が宇宙のような青から生まれてくるような、
あるいは還っていくような、壮大さを伝えました。
「8ヶ月もの長い間、 ありがとうございました。
額装コーディネートで、世界観の完成もお願いしましたね」
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銀座イトウヤにいって、こんな感じで額とマット選ぶ。
ホワイトは壁とのバランスで消去。シルバー、ゴールド系の美しいもの中心にのこりました。
額1 シンプルですが、高級感があります。燻し銀で、光や映り込みによって色々見える美しい額です。
額2 落ち着きがあり、かつ綺麗なゴールド額です。
額3 シルバー飾り額。飾りが美しく光も綺麗です。
額4 飾り額でゴールドが、ワンランク上の雰囲気を醸してくれます。
額5 モダンなオシャレ感あるゴールドです。
「5、がいいです!と、直観で即決しました!!」
額5 を畑中さんがえらんだとき、飾りすぎず、でも、飾る、みたいな。その選び方が、すごく畑中さんらしいな、と思いました。額の選び方も、オーダー主の、感性だったり、今そのとき気になっていること、ていうのを反映するんです。畑中さんの場合は、シンプルではないけど、飾り立てるような人でもなく、適度なオシャレ感。モダンな上品さが伝わってきますね。
マットはお任せだったので、大理石調のものを。絵の花の感じによく合い、オシャレです。
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額、完成しました。雄大かつ上品で美しいです!
「素晴らしい!門間さんと一緒にサロンに飾った時、一番最初に【落ち着く】と思いました。ハートに伝わってくる。ああ、私の絵、と。思いました。どうもありがとうございました」
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